ブランディングが無ければ、
どんなにしっかりしたサービスでも、どんなに優秀な商品でも売れません！
美容師で例えるならば、
お洒落な美容院で5万円のカットをする美容師がいれば、
1000円でカットしてもらえるQBカットでの美容師もいる様に、
美容師であれば髪を切るという相場は決まっているにも関わらず、
49,000円の違いを作り出すカラクリを解説します。
ブランディングとマーケティングは別物！
ブランディングとマーケティングが同じ部署にある会社などがありますが、それは大きな間違いです！
ブランディングとマーケティングは別物です！
ブランディングがあればマーケティングも広告もPRもいらなくなります。
なぜなら向こうから好きだと言ってくれているのですから、
100発100中で物が売れます。
伝える広告をうっている。
ブランディングがある会社の数倍経費がかかる事になるね！
ブランディングとは？
ブランディングの重要性は理解できたと思いますが、
ブランディングとは、大きく分けて4つの施策があります。
どう繋がるのかのブランディング
- HP
- ロゴ
- パンフ
- 代表者
- 提携先
- 資本金
- 法務
何を売るかのブランディング
- 価格
- 材料
- パッケージ
- 雰囲気
- デザイン
- 希少性
- 認可
- 資格
- 効果
どう広めるかのブランディング
- チャネル
- ターゲット
- メディア
- 口コミ
- SNS
- キャッチコピー
- ストーリー
どう売るかのブランディング
- 販売方法
- 提携先選定
- 顧客選定
- 資料
ブランディングが無いと
ブランディングが無いと負のスパイラルが起こり、
同業他社との競争い負けてしまい事業が続きません！
設立して売り上げ5億円を越す企業は1.2％
10年間で9割が廃業する世界です。
廃業していく企業の大体がこの負のスパイラルに入り、
続いている企業には必ずブランディングがあります！
ブランディングの施策方法
ブランディングの重要性は分かったかと思いますが、
ではどの様にブランディングを施策していけばいいのかを解説していきます。
コーポレートブランディング
競合を把握するが競合を絶対に作ってはいけない！
コーポレートブランディング＝〇〇だが〇〇ではないと明確に断言する！
Googleの会社はテクノロジー企業だと思っている人が多いかと思いますが、
Googleの売り上げの90％は広告で儲けているのです！
しかしGoogleは「広告会社だけど広告会社では無いテックカンパニーだ」と名言しています！
プロダクトブランディング
プロダクトブランディングでは何をいくらで売るのかの施策をしていきます。
例えばカフェオレを売ろうとした時、100人にアンケートを行ない、
500円だったら100人全員が買うと言い、1500円だったら誰も買わないと言いました。
幾らがカフェオレの適性価格でしょうか！？
500円で良いでしょ！
500円であれば100人が買い、1500円であれば誰も買わないというアンケート結果でしたので、上の図の様になります。
そして、下の図がとても重要になります！
100人全員が購入した場合、
100人×500円で、売り上げが50000円
100人×300円で、コストが30000円
売り上げとコストを引いた20000円が利益となります。
これを元に値段設定をすると、
利益が一番出る、1000円での販売が適性価格となります。
「幾ら利益を残した」かが重要！
なんとなく利益が出てただけだわ。
500円・750円での価格は切り捨てて、1000円での価格を実践し、
1250円での価格設定は挑戦してください！
1杯500円のカフェラテをどうやったら
1250円、2000円で売れるのか考え施策する事が、
ビジネスの楽しさであり、ビジネスをするやりがいです！
カフェラテを売るなって事！
プロダクトブランディングの施策例
『〇〇を売りたいなら〇〇を売るな』
500円で食べる事が出来る牛丼を5000円で売るために、
厨房で作ってお客さんの元に持っていけば済む事を、
いちいちお客さんの目の前でご飯を丼に盛り、目の前で肉を焼き、
解説する事でそのストーリーをお客さんに伝える事で、
5000円の牛丼が出来上がります。
1000円でカット出来るカット料金を6千円にするために、
最初にお客さんの好みの匂いを聞いてそのアロマ香るおしぼり、アロマオイルを焚き、
それを顧客ベースで管理し、次回もその香りを容易する事で
『Do1』1000円から3000円になり、
頼もうが頼まなかろうが、シャンパンをデフォルトで置いておく、
お客さんは気分があがり勝手にSNSに上げる事もします。
付加価値をつける＝お客さんの気分が上がります。
『Do2』3000円から6000円になる
『Do3』更に付加価値のサービスを追加する事でカット代1万円も可能！
その商品を売るのではなくブランディング（付加価値）を売る
ブランディングで価格を上げる為の付加価値の種類は3つあり
- 空間付加価値
- 商品付加価値
- サービス付加価値（エンターテイメント付加価値）
①・②はコストがかかりますが、
③はお金をかけずに出来、尚且つ1番効果があります！
どれだけお客さんをワクワクさせる事ができるかがポイント！
マーケティングブランディング
1杯500円のスターバックスコーヒー
1杯100円のマクドナルドのコーヒー
何故、人々はスターバックスコーヒーを買うのでしょうか！？
もう少しビジエスに繋げてもう少し「Why（なぜ）」を繋げて考えようぜ！
結論から言えば、フランチャイズかフランチャイズじゃないかの違いです！
ほとんどのマクドナルドのFCオーナーは、
より多くハンバーガーを売るために、席数を増やす施策が取られるため
1人あたりに割り振られたスペースが40㎝
それをやる事で1杯500円で売れるコーヒーが100円になってしまいます。
マクドナルドの場合はノウハウがあるので良いですが、
これを他の人がやるのはNG！
一方スターバックスではFCは絶対にせず、直営店だけの経営方針です。
なので儲けファーストで席数を増やすのではなく、
ゆったりできる席数にする事で１m〜2mのスペースを確保する事で
コーヒーを1杯500円で売る事が出来ます。
セールスブランディング
ブランンディングとは、
商品やサービス以外のもの（付加価値）をPRする事！
商品をPRしてはいけない！
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]YAMAHAピアノ教室戦略
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]ABCクッキンングスタジオ戦略
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]美容院イベント集客戦略
[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]カフェイベント集客戦略
YAMAHAはピアノを売りたかっが、ピアノは高額な商品なので、
ピアノをやってみたい人にピアノ教室で教える事で、
最終的にピアノを購入する顧客に変える事が出来ました。
ピアノを売りたければその一歩手前の売り方のブランディングが必要になります。
まとめ
ブランディングとは、
- コーポレートブランディング
- プロダクトブランディング
- マーケティングブランディング
- セールスブランディング
で構成され、結論として『商品を売りたければ商品は売るな』
美容師であれば相場1000円のカットは“おまけだよ”ぐらいのスタンスでやらなければ、
コンビニの数ほど美容室が増える中、毎年徐々に減っています。
設立をして減っていると言う事は、
それだけの数の人達が失敗してしまい、借金まみれになっている現状があります！
正しいブランディング施策が重要だね！